あごひげ模様の「ヒゲペンギン」シーパラに仲間入り 東日本で唯一
横浜・八景島シーパラダイス(横浜市金沢区)に、あご下のヒゲのような模様が特徴の「ヒゲペンギン」が新たに仲間入りした。 【写真】アドベンチャーワールド(和歌山県)からやってきたヒゲペンギン=横浜・八景島シーパラダイス提供 アクアミュージアムLABO4「氷の海にくらす動物たち」の展示に、オス2羽(2歳、7歳)とメス2羽(いずれも5歳)の計4羽が9日から加わった。いずれもアドベンチャーワールド(和歌山県)からやってきた。日本で見られるのは4施設のみで、東日本では八景島だけ。いずれは繁殖にも取り組む予定だという。 南極大陸周辺に生息し、体長約70センチで、体重は4~6キロ。あご下にある黒いラインは帽子のあごひものようにも見えるため、別名「アゴヒモペンギン」とも呼ばれる。 担当者は「初日から大人気。日本から遠く離れたエリアの多様な生態系、海洋環境について、来場者の考えるきっかけになればうれしい」と話した。(手代木慶)
朝日新聞社