中山美穂さん、テキパキとした園長・美奈子を好演して印象残す「登場で涙腺崩壊」とトレンド1位発進<日本一の最低男>
香取慎吾が主演を務めるドラマ「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第1話が1月9日に放送。2024年12月に逝去された中山美穂さんが保育園の園長・美奈子を好演して印象を残した。X(旧Twitter)でも「中山美穂さんやっぱり素敵でした」「中山美穂さん登場で涙腺崩壊」「改めて追悼です」とコメントが多数寄せられ、トレンド1位を獲得した。 【写真】一平(香取慎吾)が子どもをおんぶして送り迎え ■“選挙&ニセモノ家族ドラマ” 完全オリジナル作品で新ジャンルのエンタメ誕生 本作は、主人公である“日本一の最低男”大森一平(香取)が、家族を、社会を、そして日本を変えていくために奮闘する姿を笑いあり涙ありで描く、“選挙&ニセモノ家族ドラマ”。今の時代ならではの社会的テーマも毎話盛り込んだ完全オリジナル作品となっている。 志尊淳が“最低男”一平の義理の弟であり、子ども2人を育てるシングルファーザー・小原正助を演じ、その正助の子どもである小原ひまりを増田梨沙、小原朝陽を千葉惣二朗が演じる。 ■不祥事を起こした元テレビ局の報道マンの一平は政治家への転身を図る テレビ局の報道マンとして家族のケアを全くしない仕事人間だったが、昭和的な価値観のせいで不祥事を起こし、追われるようにテレビ局を退社した一平。大嫌いだった父親の残した実家に引っ越し、フリージャーナリストを名乗るものの仕事はなく、無職同様のさえない生活を送っていた。 あるとき一平は、衆議院議員・黒岩鉄男(橋本じゅん)の公設第二秘書で、小学校時代からの幼なじみでもある真壁考次郎(安田顕)から助言を受け、政治家への転身を決意。次期区議会議員選挙に当選を目指して人生の再起を図る。 一平は、他界した妹・陽菜(向里祐香)の夫であり、2人の子どもを育てながら保育士として働くシングルファーザーの義弟・正助一家を呼び寄せて同居することに。一平には裏で、家事や育児に取り組むことで生活者目線があるところを選挙でアピールするという“最低”な思惑があった。 ■「中山美穂さん登場で涙腺崩壊」と視聴者の声 一平は夕食作りに失敗してしまい、後輩の都(冨永愛)の店にひまりと朝陽を連れてやってくる。都は一平に呆れながらもひまりと朝陽に優しく言葉をかけて料理の準備をする。 一方、正助は保育園で遅くまで働いていた。お迎えがあった園児たちを送り出した正助のもとに、中山さん演じる園長が「小原先生」とやってくる。「おもちゃの棚が壊れちゃって、直してくれますか?」と早口で尋ねると、正助は困って言い淀む。 しかし、仕方なく「わかりました」と言い終わらないうちに園長は「ありがとう! こういうとき男の先生がいると助かるわぁ。よろしくね」と言って、踵を返して立ち去っていく。正助は腕時計を見て時間を確かめるとため息をつくのだった。 中山さんは眼鏡をかけてテキパキとした園長を演じ、長くない出演時間ながらも印象を残した。X(旧Twitter)でも「中山美穂さんやっぱり素敵でした」「中山美穂さん見られて嬉しかった」「中山美穂さん登場で涙腺崩壊」「改めて追悼です」「亡くなっただなんて、いまだに信じられない」とコメントが多数寄せられ、「#日本一の最低男」がトレンド1位を獲得するともに「ミポリン」「中山美穂さん」がトレンド入りを果たした。 ◆構成・文=入江奈々