ヘンリー王子、家族内でのポジションも失う? 義理従兄がジョージ王子らの「面白い叔父さん」のポジションを獲得
王室を離脱し、高位のロイヤルとして持っていた「殿下」(HRH)の敬称を失ったヘンリー王子。エリザベス女王は王子が王室を離脱するとき「これからも変わらず家族だ」とコメント、家族としての愛は変わらないと話していたけれど家族内での地位も危機に晒されているもよう。新聞「エクスプレス」が報じている。 【写真】ジョージ王子のすくすく成長アルバム
王子といえば堅苦しくなく、茶目っけあふれる言動で人気を集めてきた。ジョージ王子やシャーロット王女ら甥や姪に対しても「面白い叔父さん」というキャラクターで愛されていた。でも王室と疎遠になるにつれて甥&姪の記憶から王子の存在は薄れていくことに。代わりに今では王子の従姉に当たるザラ・ティンダルの夫マイク・ティンダルがそのポジションを満たしていると、ボディランゲージの専門家ジュディ・ジェームズが公の場所での子どもたちとマイクのやりとりから分析している。
ジェームズ曰く「ジョージ王子にとって元々面白いおじさんはヘンリー王子だった。大人でありつつ自分の遊び仲間というポジションでいてくれた、でも彼がアメリカに逃亡してしまったので、ジョージ王子の人生には大きな穴ができてしまった。それをマイクが埋めている」。さらに「マイクのような楽しい叔父は誰にとっても必要だ。しかし義務と責任ある行動を果たすことが運命付けられているジョージ王子の場合、彼の人生におけるマイクの存在は非常に貴重だ」。マイクはジョージ王子の立場を理解しつつ、息抜きさせてくれるだろうと語っている。またへンリー王子が王室を離脱したとき2歳になっていなかったルイ王子にとっては、ヘンリー王子の存在はもっと小さくほぼ皆無だろうと一部のイギリスマスコミは分析している。
マイクといえば過去にヘンリー王子が立ち上げたチャリティスポーツイベント、インビクタスのパトロンになると噂されたこともある。王子はインビクタスの組織がマイクを重要なポジションに抜擢しようとしていることに激怒していると報じられたことも。叔父というプライベートなポジションをマイクに奪われたことを知ったら、複雑な心境になるのは間違いなさそう。