渡辺翔太&森本慎太郎、『DREAM BOYS』大千穐楽カーテンコールに亀梨和也がサプライズ登場
演出を務めた堂本光一への思い
Snow Manの渡辺翔太、SixTONESの森本慎太郎が出演の舞台『DREAM BOYS』が29日、大千穐楽を迎えた。2025年2月に建て替えのため現・帝国劇場最後の公演となった。カーテンコールに、KAT-TUNの亀梨和也がサプライズゲストとして登場した。 【写真】『DREAM BOYS』大千穐楽カーテンコールの様子 2004年1月の滝沢秀明主演による初演以来、若々しく、パフォーマンス力を備えた最旬のタレントによって、大切に演じ継がれてきた『DREAM BOYS』。18年間の長きにわたり、亀梨和也(2004~2012年主演)、玉森裕太(2013~2018年主演)、岸優太(2019~2021年1月主演)、菊池風磨(2021年~2022年主演)らを中心に、毎年さまざまな組み合わせで演じられてきた。2019年の公演から、演出に堂本光一が関わり、作品を磨き上げた。現・帝国劇場最後の公演となる本公演は、前作(2023年9月)に続き、主演にSnow Man渡辺、チャンプにSixTONES森本が続投、さらに今作は総勢21人の少年忍者が出演した。 特別カーテンコールで、渡辺は「無事に現・帝国劇場で、最後のDREAM BOYSを、無事に迎えられたこと、本当にうれしく思っています。うれしく思っていると同時に、これでDREAM BOYSの幕が閉じるのかと思うと寂しい気持ちでいっぱい。自分が2年間、短い間ですが座長を務めさせていただけたことを、本当に感謝したいと思っています。改めて、ありがとうございました」とあいさつし、観客から拍手が送られた。 森本は「2004年から2024年までの20年間、すごく歴史の詰まった舞台に僕としょっぴー(渡辺翔太)が現・帝国劇場ラストのDREAM BOYSに立てたこと、本当にうれしく思います。しょっぴーがフライングしているとき、客席を見たんです。しょっぴーが飛んでて、みんな拍手しながら幸せそうな顔で見てて、いい景色でした。ハッピーな空間に包まれていて、やってよかったと心から思いました」と心境を明かした。 その後、少年忍者がセンターステージに横一列で登場し、川崎皇輝と織山尚大がメンバーを代表してあいさつ。続いて、渡辺は16年間出演してきた鳳蘭に、森本は10年間出演してきた紫吹淳に花束を贈呈し、感謝を伝えた。 渡辺が「そして次の段取りを確認したんですが、ちょっと緊張して忘れてしまい、流れが飛んでしまいました」と苦笑いすると、会場にはどこからともなく歌声が響き渡った。渡辺と森本が「本当に聞いてない」と大慌てする中、亀梨がステージに登場し、観客からは歓声が上がった。亀梨は「バレないように、今日見させてもらっていました。本当にお疲れ様でした」と労いの言葉をかけ、渡辺と森本に記念品のトロフィーを贈呈。渡辺は「このサプライズは本当に聞いていませんでした」と驚きながらも、喜んでいた。 続けて、公開囲み取材が実施。舞台を観覧した亀梨は「こうやって後輩たちがバトンを引き継いでくれて、DREAM BOYSが進化いく過程をこの瞬間まで見させてもらえたのは、すごく幸せでした。2人の、熱いお芝居を楽しく拝見させていただきました」と感想を述べた。 この日、亀梨はTBS系バラエティー『ラヴィット!』(月~金曜午前8時)に生出演しており、渡辺にイジられる場面もあったが、「ラヴィット!ポーズ」をするなどノリノリで応じていた。 帝国劇場での思い出を聞かれると、亀梨は「自分のことを言うと、『Endless SHOCK』のバックから始まった帝国劇場との繋がりがあり、ここでエンターテインメントの基礎を学ばせていただきました。リニューアルすることは未来に向かって素晴らしいことですが、寂しさを感じる部分もあります。学んできたことを、これからもさまざまな仲間たちと共有しながら、さらなる未来に繋がっていってくれたらうれしいなと思っています」と語り、過去の経験を大切にしつつ、新たな未来に向かって進んでいく意欲を見せた。 演出を務めている堂本光一について聞かれると、渡辺は「本当に1から基礎を教えてもらいました。自分から相談に行ったときは、演出家の顔から先輩の顔になってくれる。器用さとカッコ良さが、本当に尊敬できる方だなと思います。帝国劇場を本当に愛している方なんだと、演出をしていただいている時からもヒシヒシと感じています」と気持ちを伝えた。 森本は「語尾やイントネーション、感情の入れ方、発声といった本当に基礎の部分を教えていただきました。チャンプを演じる上での軸のようなものも話してもらえて、この新しい発見には本当に驚きました。演出家らしい光一くんの思いが、チャンプの役を説明してくれるときに伝わってきて、“この思いに絶対応えなきゃ!”と思いながらステージに立っていました。光一くんは時には先輩らしい姿も見せてくれて、少年忍者の子たちが固くなっているとふざけたりして、緩急をつけて現場を作ってくださった。一緒にお仕事ができて本当にうれしかったです」と語った。 ※川崎皇輝の「崎」の正式表記はたつさき
ENCOUNT編集部