旗手怜央と前田大然が先発のセルティック、敵地でアタランタの猛攻をしのぎスコアレスドロー!古橋亨梧は68分から出場
現地時間23日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)はリーグフェーズの第3節が行われ、日本人3選手の所属するセルティックは敵地ゲヴィス・スタジアムでアタランタと対戦した。 前節、ドルトムント相手に7失点の大敗を喫したセルティックは、旗手怜央と前田大然が先発した一方、古橋亨梧はベンチスタート。代わりにアイダがトップに起用され、守備に重きを置いた戦い方でアタランタに挑んだ。 2試合を終えて1勝1分けのアタランタが立ち上がりからペースを握ると、14分にはレテギとのワンツーからルックマンがダイレクトシュートを狙うもGKシュマイケルの正面。18分には、ザッパコスタの左サイドからのクロスをゴール前のパシャリッチが頭で合わせると、これがクロスバーを叩き、パシャリッチが自ら頭で押し込むもゴール上へと外れた。 攻勢を続けるアタランタは24分、ルックマンが左に展開し、ザッパコスタのグラウンダーの折り返しをゴール前フリーのパシャリッチが合わせる。しかし、これもGKシュマイケルの正面に飛んでしまう。 前半終了間際の44分には、ルックマンの左CKをニアサイドのレテギが頭で合わせるが、またしてもGKシュマイケルが正面ではじき返し、無得点のまま試合を折り返した。 終始守勢に回りながらも無失点で耐えたセルティックは、後半も我慢の展開が続く。59分、先制点が欲しいアタランタはレテギとベッラノーバを下げてデ・ケテラーレとサマルジッチを投入する。 67分にはエリア内右で切り返したデ・ケテラーレがシュートを放つも、GKシュマイケルが正面で抑える。 直後の68分、アイダと旗手を下げて古橋とベルナルドを投入。すると早速、左サイドを抜けた前田の折り返しを、ゴール前で受けた古橋が反転してシュートを放つ。これはGKカルネセッキに防がれ、オフサイドの旗も上がっていたが、古橋が早くもチャンスを作り出した。 さらにセルティックは75分、前田とエンゲルスを下げてパルマとマッコーワンを投入。77分には、ロングパスに抜け出した古橋がダイレクトで狙うも、上手くミートできずゴール上へと外れた。 終盤は攻め疲れを感じさせるアタランタが思うようにチャンスを作れなくなり、選手交代による効果も感じられない。89分には交代枠を使い切った後にジョンストンが足をつってしまうアクシデントのあったセルティックだが、チーム全体の高い守備意識と守護神シュマイケルの好守もあり、最後までアタランタにゴールを許さず。前節7失点の大敗を喫したセルティックが、敵地で勝ち点1を手にした。 ■試合結果 アタランタ 0-0 セルティック