39歳ルカ・モドリッチの“限りなき世界”…クラブ最年長出場記録更新間近、26年W杯出場も視野に
レアル・マドリードのMFルカ・モドリッチが、とある記録更新に迫っているようだ。スペイン紙『マルカ』が報じている。 クロアチアの“英雄”が、今週末にレアル・マドリードにおける歴史を塗り替えるかもしれない。2012年夏に加入して以降、チャンピオンズリーグ3連覇に貢献した他、バロンドールを受賞するなど、“白い巨人”で絶対的な地位を確立しているルカ・モドリッチは、先月に39歳の誕生日を迎えた。そして19日、今夏に1年契約を延長した同選手は、ラ・リーガ第10節セルタ戦を控えている。出場すれば、39歳と40日。故フェレンツ・プスカシュ氏が保持する39歳と36日を抜き、クラブにおける最年長出場記録を更新することになる。 そんなモドリッチだが、まだまだ野心に燃えているようだ。『マルカ』によると、2026年に行われるFIFAワールドカップ26に出場する可能性も排除していないとのこと。現状、同選手は「足がしっかり動き、頭も同様に競争心を保てている」と感じていることから、クロアチア代表に貢献する意志が固いことを明らかにした。 また『マルカ』は、モドリッチが、所属クラブとクロアチア代表が戦った今シーズン最初の15試合全てに出場しているとした上で、「興味深いのは、プレータイムと重要性が増してきていること」と指摘。ここまでのリーグ戦で記録したプレータイムは483分間で、昨シーズンと比べて200分間も多いという。さらに、フル出場した試合数も『0』から『3』へと増加しており、「モドリッチに終わりはない」と衰え知らずさに脱帽している。 新時代のスーパースターが揃うレアル・マドリード、そして代表デビューから18年が経ったクロアチア代表において、今もなおピッチ内外で存在感を発揮するモドリッチ。39歳は“限りなき世界”でプレーし続ける。
SOCCER KING