大阪・平野だんじり9町集合 祭りを前に街と商店街を盛り上げ
大阪・平野だんじり9町集合 祭りを前に街と商店街を盛り上げ 報告・撮影:柳曽文隆 THE PAGE大阪
毎年7月、大阪市平野区内をだんじりが走ることで知られる「杭全(くまた)神社 平野郷夏まつり」。そのだんじりを集結させ地元商店街を盛り上げる同まつりのプレイベント「平野郷夏まつり前夜祭」が24日夜、同区本町のサンアレイ平野本町通、平野中央本通り両商店街で行われた。 【別の動画】大阪・平野だんじり9町が商店街に集結 岡本ゆかがフェイスブック中継
同まつりは300年以上続く歴史があるといわれ、商売繁盛を祈願し行われる毎年恒例の行事。また、JR大和路線・地下鉄谷町線平野両駅の近くで行われるため、遠方から多くの人が見に来ることでも知られている。 空き店舗が増えるなどしている両商店街を盛り上げようと、同まつりの実行委員会が2014年から企画して実施されている。
商店街には、各町の法被を着た子どもらがたくさん集まった。普段はのぼれないだんじりに乗って記念撮影する光景も多くみられた。平野区から来た30代の女性は「最近、平野区に引っ越してきて、どんなものか見たくて来ました。子どもが喜んでいるのでうれしい」と笑顔で話す。 また、平野区の40代男性は「きょうこのイベントがあると聞いて子どもと来ました。地震があって子どももあまり外に出たくない感じで心配な表情を浮かべていましたが、きょうはだんじりを見て元気づけられたようでうれしいです」と話していた。