【フィギュア】鍵山優真が世界選手権&ミラノ五輪での目標明かす「金メダルを目指していく」
フィギュアスケートの全日本選手権で初優勝を果たした男子の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が〝頂点〟への思いを口にした。 23日に大阪市内で行われた世界選手権(3月、ボストン)の代表会見では「3回とも銀メダルだったので、そろそろ金メダルに向けて頑張りたい。(26年ミラノ・コルティナダンペッツォ)五輪の枠取りもかかっているので、気を引き締めて、まずは自分のやるべきことに集中したい」と決意を述べた。 今季は不完全燃焼の戦いが続いたが、全日本選手権を通じて手応えも実感。「自分の最低のレベルが少しずつ上がっている実感がある。自己ベストに届く範囲にいると思うので、ノーミスをSPとフリーでそろえたい。ステップなどの表現力が評価されていると思ったので、自分にしかできない感情を乗せる演技や感情の使い分けをアピールしていきたい」と意気込んだ。 22年北京五輪では団体と個人で銀メダルを獲得。初出場で好結果を残したとはいえ、満足はしていない。2大会連続の五輪出場へ「少ない枠の中で争わないといけないので厳しい戦いになる」としながらも「団体戦では金メダルを目指していくし、個人戦でも北京五輪よりもすばらしい演技をして金メダルを獲得することが目標」と宣言。己超えへ、まずは世界選手権で自身の立ち位置を確かめる。
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