「足元が特に危ない」冬の夜を初想定した津波避難訓練 一時避難先は自衛隊の演習場 青森県八戸市
RAB青森放送
八戸市は初めて冬の夜間に発生した巨大地震を想定して自衛隊の敷地を使った津波避難訓練を行いました。 訓練は震度6強の地震が起きて大津波警報が発表された想定で行われました。 海抜14メートルにある演習場の北門が開けられる、と近隣の住民など参加した人たちが次々と上ってきて門を通過し高台に向かいます。 臨海部に面した高台にある自衛隊の演習場は八戸市との協定をもとに大津波警報が出された場合「津波浸水区域」になっている近隣の一時避難を受け入れます。 参加した75人は暗闇のなかをライトを頼りに、およそ1キロ先の海抜30メートルの目的地まで移動します。 続いて4台のバスに乗り込み、演習場の外の指定避難所になっている桔梗野小学校に移動しました。 ★参加した人 「やっぱりこういう訓練に参加して今後のためになりました」 「足元が特に危ないのと、あとはちょっと怖いかなと思うので声を掛け合うと良いかなと思いました」 ★八戸市災害対策課 高村勝典課長 「早く安全な場所に逃げるで自らの命は自らが守るという意識を持つことが大事になっています」 参加した人たちは手順を確かめ万一に備えていました。