大手アニメ制作会社WIT STUDIOがアパレルラインを発表 “原画”やアニメーターにスポットを当てる
アニメ制作会社のWIT STUDIOが、アパレルライン「ARCHIVES」を発表した。 【写真】第1弾は怪作『しかのこのこのここしたんたん』のTシャツ 第1弾アイテムは、7月から放送されたTVアニメ『しかのこのこのここしたんたん』のTシャツ。12月3日(火)18時から、公式オンラインストア・WIT STOREで予約販売を開始する。
アニメ『SPY×FAMILY』『進撃の巨人』を手がけるWIT STUDIO
WIT STUDIOは、2012年6月に設立されたアニメ制作会社。緻密につくり込まれた映像美を持ち味とし、数々の名作アニメーション作品を世に送り出している。 代表作は『SPY×FAMILY』や『進撃の巨人』(Season 1~Season 3)、『王様ランキング』など。 今後放送を控える作品としては、青山剛昌さん原作の『真・侍伝YAIBA』や、漫画『ONE PIECE』を新たにアニメ化する『THE ONE PIECE』がある。
アニメ制作の中間成果物に光を当てる、アパレルライン「ARCHIVES」
WIT STUDIOの「ARCHIVES」は、ファッションを用いてアニメーションのアーカイブ化や、制作の裏側を伝えることを目指したアパレルライン。 第1弾アイテムのTシャツでは、アニメにおける中間成果物であり、普段はスポットライトが当たらない原画をデザインに使用。 原画集などで日の目を見る機会はあるものの、あまり世間から大きく注目されるものではない原画に光を当てる狙いがある。 また、キャラクターの感情や動きを最もダイナミックに伝えられる原画にフォーカスすることで、手がけたアニメーターの個性を知ってもらうことも目的にしているという。 WIT STUDIOは「ARCHIVES」の狙いについて、「アニメーションの制作過程を広く認知して頂き、その裏側に潜むドラマや積みあげられた創作の軌跡の一端に触れ、多くの人がアニメーション産業へ興味を持つきっかけとなる事を目指しております」と説明している。 (C)おしおしお・講談社/日野南高校シカ部
KAI-YOU編集部