（写真：群馬テレビ）

群馬県渋川市の伊香保温泉石段街に、旅館だった建物を改築し飲食などができる新たな観光施設が完成し、セレモニーが開かれました。 伊香保温泉の石段街の１６６段目に２１日オープンするのは、「ＩＫＡＨＯ ＨＯＵＳＥ １６６」です。 この施設は群馬銀行の投資専門の子会社「ぐんま地域共創パートナーズ」と老舗旅館など地元の３つの事業者が設立したまちづくり会社「石楽」が運営するものです。築１００年以上という「旧市川旅館」の建物に耐震工事やリノベーションを施し今月完成しました。 ４フロアで延べ床面積は約６００㎡。飲食フロアの１階と２階にはカフェやうどん店などがオープンし３階の物販と体験フロアには県内のこけし工房やだるま工房が出店します。 ２０日に開かれたセレモニーで群馬銀行の深井彰彦頭取は「この施設を成功させ他の場所でも挑戦できれば」とあいさつしました。