明治大学、敗戦からの修正力が問われる帝京大学戦。ラグビー関東大学春季交流大会
選手が口を揃えるほど「メンタル」が大きく関わる。それほど、帝京大がプレッシャーある相手だということが伺えるだろう。「強い相手だからこそ、自分たちがやるべきことを明確にしていかないと勝てない」(WTB/ウィング安田昂平・商4=御所実)。
今試合はそのメンタルも重要だが、1対1の局面が大きなカギを握るだろう。「個人個人が強いと思うので、自分たちも15人で戦うことを意識したい」(FL/フランカー福田大晟・商4=中部大春日丘)。
また、FWの修正力も要注目だ。先週末に行われた早大戦では、セットプレーでミスが続き、うまく試合を展開できなかった。「準備してきたことが全然出し切れなくて、セットプレーで後手に回ってしまった試合」(HO/フッカー西野帆平・文3=東福岡)。
そして不完全燃焼だったBK(バックス)も本領を発揮させてくれるに違いない。FW、BKともに突破力のある帝京大の勢いを止め、一丸となって戦い抜くことが今試合の要だ。
「みんなでいつも通りのプレーをしたい」(NO8/ナンバーエイト木戸大士郎主将・文4=常翔学園)。静岡県エコパスタジムの舞台で、帝京大を圧倒させることに期待したい。
文:井垣友希/写真:豊澤風香、安室帆海(明大スポーツ新聞部)
明大スポーツ新聞部