元ドイツ代表指揮官レーヴ、自身の「過ち」を後悔「あの時こそ辞任に適した時だった」
元ドイツ代表指揮官のヨアヒム・レーヴ氏は、とある決断を後悔しているようだ。ドイツ『SWR Sport』のスポーツ番組に登場した際に明かしている。 ドイツ代表は何位?FIFAランキング最新版 現在64歳のレーヴ氏は、2021年のEUROを最後に15年間務めていたドイツ代表監督を退任。しかし、退任時期を後悔している模様。同国代表史上初めてワールドカップ(W杯)のグループステージ敗退となった2018年ロシア大会後に辞任すべきだったと思っているようだ。 ドイツ代表は当時、メキシコ代表との初戦を0-1で落とすと、2戦目はスウェーデン代表に2-1で辛勝したものの、3戦目で韓国代表相手に0-2で敗れている。レーヴ氏は、続投を選んだことを「確かに過ちだっただろう」と振り返り、「あのようなストーリーの後では、私は他のために道を空けると言うべきだった。新しい刺激、いくつかの新しいアイデア、新しい監督……。その方が確かに良かっただろう」と認めている。 またレーヴ氏は「なぜ退任しなかったのか」と問われ、当時チームマネージャーを務めていたオリヴァー・ビアホフ氏とともに「責任を感じた」と説明。「『どうにか車を泥沼から引っ張り出さなければならない』とね。『我々はそのためにここにいるのだし、それを証明しなければならない』と考えた。だが、もちろん、それは正解ではなかった」と話し、「遅くともあの時こそ辞めるに適した時期だっただろう」とも付け足している。