あっけし牡蠣まつりに1万人 屋台に長蛇の列、17日まで
第63回あっけし牡蠣(かき)まつり(北海道厚岸町、厚岸観光協会主催)が16日、奔渡6の子野日公園で始まり、特産のカキなど旬の海産物を求める人でにぎわった。昨年同様、カキの身入り状況を踏まえて例年より開催を1カ月遅らせ、期間も2日間に短縮。初日は昨年(6100人)より約4200人多い1万300人が来場し、屋台メニューを求める長蛇の列が駐車場まで続いた。来年から町内で製造される厚岸初のクラフトビールも販売され、カキとセットで買い求める人たちが目立った。 ステージでは第2回「あっけし牡蠣むき選手権」が行われ、日本チャンピオンで東京日本橋の寿司店主、栗原奏成さん(32)に19人が挑戦。決勝では札幌の飲食店主や厚岸漁協職員ら4人を退け、栗原さんが連覇した。カキを50個買い、家で練習したという釧路市の公務員、福田武博さん(40)は「かないませんでした。秋のまつりは初めてでしたが過ごしやすくてまた来たいです」と話した。 17日は午前10時から、アサリつかみ取り(小学生以下)とカキつかみ取り、正午からショッピングモールの歌姫こと、半崎美子さんの初ライブを予定している。開場は午前9時~午後3時。
釧路新聞