パリオリンピックの競技会場となる美しい建物を紹介。エッフェル塔やヴェルサイユ宮殿も会場に
アレクサンドル3世橋
アレクサンドル3世橋はセーヌ川の両岸にかかる幅45メートル、長さ107メートルの橋。1900年のパリ万国博覧会で落成されされたこの橋の両端には4つの柱があり、金色のブロンズ像が掲げられているのが特徴だ。 近隣に仮設観客席が設置され、自転車競技やマラソンスイミング、トライアスロンの会場となる。
アンヴァリッド
アンヴァリッドは、ルイ14世が統治していた1687年に退役軍人のための軍病院、療養所として建設された建物。内部には、13~15世紀の世界中の武器、武具、軍服が集められた軍事博物館のほか、ナポレオンの棺が安置されている。アンヴァリッドの向かい側にはアレクサンドル3世橋がかかっており、セーヌ川の対岸にあるグラン・パレと結ばれている。 競技はアンヴァリッドの前庭となるエスプラネード・デ・アンヴァリッドで開催。東西を並木に囲まれた場所で、アーチェリー、自転車ロードレース、陸上競技の舞台となる。
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