平和祈る慰霊の光 石川護國神社「みたままつり」
●あんどん1200基 戦没者を追悼する「万灯みたままつり」は14日、金沢市の石川護國神社で3日間の日程で始まった。あんどん約1200基の柔らかな光に包まれた境内で、参列者が戊辰(ぼしん)戦争以降の約4万4900柱に慰霊の祈りをささげた。 まつりは今年で63回目を迎え、動植物や戦艦などを描いた献灯あんどんが飾られた。祭典では葛城健一郎宮司が祝詞を奏上し、県内各市町の遺族会代表者らが玉串をささげた。 終戦記念日の15日は永代講大祭と追悼平和祈願祭が営まれる。あんどんは16日まで飾られる。