豊後大野市と大分FCが連携協力協定結ぶ スポーツツーリズムや青少年の健全育成へ
大分県豊後大野市とサッカーJ2大分トリニータを運営する大分フットボールクラブ(大分市、小沢正風社長)は25日、連携協力協定を結んだ。県内自治体では4番目。 豊後大野市役所で締結式があり約10人が参加。協定書にサインした後、川野文敏市長が「選手と市民の交流などを期待している。スポーツ振興にも協力をお願いする」とあいさつ。 トリニータはかつて同市犬飼町のリバーパーク犬飼を拠点にしていた。練習場所が確保できなかった2002年サッカーW杯時には市内大野町の大野総合運動公園でトレーニングを積み、J1初昇格をつかんだ。 小沢社長は「愛着のある市と協定を結べてうれしい。さらに交流を進めていきたい」と述べた。 協定に基づき、市はトリニータ応援の機運醸成などの支援をする。チームは同市が取り組むスポーツツーリズムの推進や青少年の健全育成などに取り組む。11月17日に同市である「ぶんごおおのフェスタ」では選手のトークショーなどを予定している。