なかやまきんに君インタビュー「サラリーマンって、こんなに暖かい格好をしているんだなと…」『筋トレサラリーマン中山筋太郎』
なかやまきんに君が主演し、孤独でストイックで「筋トレ」が生きがいのサラリーマン・中山金太郎を演じるドラマ『筋トレサラリーマン中山筋太郎』。大きな反響を集めた昨年9月の第1弾に続いて、3月28日(木)には早くも第2弾(読売テレビ・日本テレビ系 後11・59)が放送される。そこで、きんに君本人を直撃し前作の反響や今作の見どころ、収録エピソードなどについて聞いた。 【写真】暖かいサラリーマン衣装のなかやまきんに君 ◆まずは続編が決まったときの率直なお気持ちを教えてください。 すごくうれしかったです! 僕の周りでも第1弾が評判がよかったんですよ。ジムに行ったとき、今までは僕の筋肉に視線を感じていたんですけど、放送後は僕の表情にも視線を感じるようになりましたし(笑)。やっぱりドラマの主演をするということは、それだけすごいことなんだなと実感しました。 ◆芸人の皆さんの反響も大きかったと思いますが、どうでしたか? 相当驚いていましたね。番宣も役柄に合わせてスーツ着てやらせていただいたんですけど、「今日はどうしてスーツなの?」って聞かれて。「いや、ちょっとドラマの告知で…」って言ったら、「えっ?」ってびっくりされて。僕がそこまでドラマに出るようなタイプでもないから、「何のドラマ?」ってなるじゃないですか。それでタイトルを言ったら、僕の名前がほとんど入っているし、しかも絶対に筋トレ系のドラマだし…(笑)。最初は普通のトーンで会話が始まるんですけど、びっくりが続いて最終的には2~3度見されました。 ◆この作品のどういったところが皆さんに受け入れられたと思いますか? やっぱりサラリーマンという日常の世界の中で、マニアックな筋肉にフォーカスを置いている、そのアンバランスさを面白がってもらえたのかなと。周りの登場人物も一般人の設定なのに、筋肉をテーマにしているというのは他にはない新しさがあるというか。一体どんな展開になるんだろうというワクワク感もあったのかなと思います。 ◆実際にボディービルをされている人が共感できるところも多いのでは? そうですね。“筋肉あるある”とか“筋トレあるある”といったものが劇中にいろいろちりばめられているので。それも作り上げたものではなく、実際の“あるあるネタ”をドラマに取り入れているんです。なので、リアルに感じられる部分は多いと思いますし、逆に一般の方が見たら“ボディービルってこういう世界なんだ!”という発見が多いと思います。