なかやまきんに君インタビュー「サラリーマンって、こんなに暖かい格好をしているんだなと…」『筋トレサラリーマン中山筋太郎』
◆今回の第2弾に関して、第1弾からパワーアップしたと感じるところは? めちゃくちゃあります! 前作でも結構、筋肉についてすごくマニアックなことを話していたと思うんですけど。今回はさらに進化していて、食事面やトレーニング面など、エピソードの幅が広くなっているなと感じます。台本を読んだ段階で笑ってしまいましたし、“これは間違いなく面白くなるぞ”と思いました。 ◆共演者も豪華ですが、現場で皆さんとの交流はどうでしたか? 本当に楽しみにしていただきたいぐらい豪華です! 僕は一応主演ということでずっと出ずっぱりなので、第1弾のときも皆さんとあまりゆっくりお話できなかったんです。ただ今回は第2弾ということで「初めまして」ではない分、より進んだ形でコミュニケーションを取れました。特に印象的だったのはDJ KOOさんが好きな昆虫の話ですかね。昆虫の話なんて、40~50分以上話し込まないと出てこないエピソードだと思うんですよ(笑)。そういうところまで今回はしっかり関係を築けたということで、よかったなと思います。 ◆筋肉愛にあふれる方々ばかりですが、ボディーメイクの情報交換をしたりも? そうですね。武田真治さんとは、普段どんなトレーニングをされているかというところからお話させていただきました。西川(貴教)さんは第1弾にも出演してくださいましたけど、そこからまた体が大きくなられていて。「何か変えられたんですか?」という話もさせていただきました。そういう話は大体、リハーサルや本番直前のちょっとした空き時間ですることが多くて。スタッフさんに止められなかったら、多分ずっと話していたと思います(笑)。 ◆演じる筋太郎について、あらためてどんなキャラクターだと思いますか? 筋トレが大好きで、何よりもそれを第一優先にしていて。そこは僕自身とも通じるところがあるなと思います。例えばお笑いでスベったり仕事で失敗したりしたときも、筋トレさえうまくいっていたら気にならないんですよ。逆にお笑いでウケたとしても、筋トレがうまくいってなかったら満足ができないというか。筋太郎も同じで、仕事どころじゃなくて筋肉のことばかり考えているじゃないですか。なので僕自身としては他の役を演じてほしいと言われたら大変ですけど、23~24年間ぐらいずっと仕事をしながら筋肉のことを考えてここまでやってきたので。そういう部分で筋太郎というキャラクターをリアルに演じられたんじゃないかなと思っています。なかなかトレーニングができなくて葛藤するシーンとかは、僕の気持ちをそのままストレートに出せたので。 ◆やっぱりトレーニングができないとつらいですか? そうですね。ドラマって、時間を掛けて丁寧に撮るじゃないですか。たった1シーンでも、テストをして、本番があって、いろいろな角度から撮って…ってやっていくと、筋トレをする時間がなくて。食事をする時間もあまり取れなかったりするので、そこが大変だなと思います。ただ、その大変さがリアルに演技に反映できたのかなとも思っていて。筋太郎の“今日もきっと筋トレできないな…”という気持ちは表現しやすかったですし、ストレスは芝居に全部ぶつけました!