浅間山が初冠雪「いよいよ冬が来る」
長野県内は13日朝、冬型の気圧配置が強まるなどし、菅平が氷点下2・6度、軽井沢が同0・9度、松本が2・5度、長野が3・3度など各地でほぼ平年並みの寒さとなった。積雪もあり、長野・群馬県境の浅間山(2568メートル)が初冠雪した。 【写真】霜が降りて一面が白くなった芝生 長野市で初霜
浅間山の初冠雪は前橋地方気象台(前橋市)が目視で観測し記録している。平年の10月31日に比べて13日、10月25日観測の昨年に比べ19日遅かった。同気象台からは午前7時過ぎに初冠雪が見られたという。
佐久市伴野の道の駅「ヘルシーテラス佐久南」では、レストランで観光客や地元の人が食事をしながら浅間山の眺望を楽しんだ。副駅長の荻原(おぎはら)竜二さん(47)は「空気が澄んでいて、山と青空のコントラストがきれい。いよいよ冬が来る」と話していた。
一方、県北信建設事務所中野事務所(中野市)によると、下高井郡山ノ内町の志賀高原で7センチの積雪を観測した。
長野地方気象台によると14日は冬型の気圧配置が緩み、次第に高気圧に覆われる見込み。日中の最高気温は飯田14度、松本13度、長野12度、諏訪11度、軽井沢10度の予想。