トランプ次期大統領、選挙後初めて公の場で演説 自身の勝利を自画自賛
日テレNEWS NNN
来年1月の就任に向け、新政権の人事を進めているアメリカのトランプ次期大統領は14日、大統領選挙後初めて公の場で演説を行いました。 選挙後、初めて公の場で演説を行ったトランプ氏ですが、選挙戦での自身の勝利を自画自賛しました。 トランプ次期大統領 「過去129年で最も重大な選挙だったそうだ。全ての激戦州で勝ち、投票数でも勝った」「もう誰も俺たちに、けちはつけられない」「アメリカの素晴らしき人たちが、投票数で勝利したんだ」 その上で、トランプ氏は「ロシアとウクライナは戦争をやめる必要がある」などと述べ、ウクライナや中東の和平に向け、取り組むと強調しました。 トランプ氏は1月の新政権発足に向け、着々と人事も進めています。 14日には、保健行政のトップである厚生長官にケネディ元大統領のおい、ロバート・ケネディ・ジュニア氏を起用すると発表しました。弁護士のケネディ氏は、「ワクチン懐疑派」の活動家としても知られています。 ニューヨーク市民 「(トランプ氏の人事は)かなり狂気的です。物事に対し、自分の感情ではなく、科学を見ろと言いたい」 ニューヨーク市民 「特に精神衛生や身体の健康の観点において、ここ数年、国全体が間違った方向に進んできたと思う。ケネディ氏は適任だと思う」 アメリカメディアは、ケネディ氏の起用は「国民の健康に信じられないほどのリスクをもたらすだろう」などと紹介し、上院での人事の承認は未知数だとしています。