韓国・ネットカフェ“連日の金庫荒らし容疑者”は小学生だった
【08月15日 KOREA WAVE】韓国JTBCの番組「事件班長」は12日、ソウル市江西区にある無人インターネットカフェで最近起きた事件について報道した。 ネットカフェの経営者は、人件費削減のため営業時間の一部を無人にした。ところがある日、店に入ると、金庫の鍵が保管してあった場所から消えていた。 まさかと思って金庫を開けてみると、その中にあった現金が全てなくなっており、計23万ウォンが盗まれたのだ。 防犯カメラ映像を調べると、無人の時間帯に子ども4人が店内におり、そのうちの1人がカウンターから鍵を取り出し、金庫からお金を盗んでいた。また、子どもは鍵を使ってプリペイド機も開けようとしたが、うまくいかず、木片を使ってこじ開けようとしていた。その後、他の子どもたちが訪れ、一緒にネットカフェを出て行ったという。 経営者は警察に通報すると、やがて小学校の教師から連絡が入り、「容疑者」の小学生が浮上した。 その小学生は翌日も犯行を続けた。防犯カメラには翌日午前8時30分ごろ、ネットカフェに到着するとすぐにプリペイド機に向かい、力ずくで開けようとしたが、失敗した。経営者によると、プリペイド機には常に100万ウォン以上が入っているという。 その後、宅配の運転手が店に入ってきたため、この小学生は自然に挨拶をして店外に出た。運転手が去ると、再び店内に入り、金庫からお金を持ち去った。経営者は、この日はあらかじめ金庫を開けていたという。 番組によると、この小学生の親は経営者に謝罪もせず、子どもを精神病院に連れていった。病院に入院することになり、退院次第、捜査を受ける予定だという。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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