球場全体が「やっちまった!」なため息 大谷翔平、まさかの盗塁死に本人もたまらず“しまった顔”
【MLB】ドジャース4-1ロッキーズ(6月1日・日本時間2日/ロサンゼルス) 本調子に戻ってきた足に、動かずにはいられなかったのかもしれない。ドジャース大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。3回の第2打席に四球で出塁すると、すかさず次の打者の初球に盗塁を決めて、メジャー通算100盗塁をマーク。ところがその後、牽制に引っかかり今季初の盗塁死を喫するというドタバタがあり、球場全体からも「やっちまった!」と大きなため息が漏れることになった。 【映像】牽制に引っかかった大谷の“しまった顔” 大谷は5月16日(日本時間17日)の試合で、一塁走者だった際に牽制球を左太もも裏に当て、その後しばらく全力疾走ができない期間があった。状態も徐々に改善し、ロバーツ監督からも、いよいよ100%に近づいているというコメントがあった中、大谷は3回に四球で一塁に出ると、すかさず二盗。完全に相手投手のモーションを盗み、二塁へも余裕を持ったスライディングで到達していた。 ところが、この後に待っていたのがまさかの事態。打者フリーマンのカウント2-1から、相手投手の仕草を見て、じりじりと三塁に近づくリードをしたところ、完全に逆をつかれるタイミングで二塁ベースへ牽制球を投げられると、さすがの大谷も三遊間でフリーズ。やむなく三塁へ向かったが、その後の挟殺プレーであえなくアウトになってしまった。 三塁へ向かったことで牽制死ではなく盗塁死が記録され、これで大谷の今季盗塁成功率は100%ではなくなることに。大谷本人もベンチに戻りながら「しまった」という表情を浮かべていたが、球場中のファンからも大きなため息が起きることとなった。 ただ試合はドジャースが勝利。大谷は第4打席でセンター前ヒットに出塁すると、スミスの大きなセンターフライで二塁へタッチアップするなど、汚名返上の好走塁も見せていた。 (ABEMA『SPORTSチャンネル』)
ABEMA TIMES編集部