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（ブルームバーグ）： インド準備銀行（中央銀行）がシャドーバンキング（影の銀行）のリスク抑制に乗り出し、顧客への高利払い請求を理由に三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ（ＭＵＦＧ）が出資するＤＭＩファイナンスなど４社に対し新規融資の承認停止を命じた。

米ウォルマート傘下の電子商取引企業フリップカート・プライベートの共同創業者サチン・バンサル氏が支援するナビ・フィンサーブも、４社に含まれている。

ダス中銀総裁は１週間前、「持続可能な事業慣行やリスク管理の枠組み」を伴わない「いかなる犠牲を払ってでも成長する」というシャドーバンキングのアプローチを批判。強固なリスク軽減システムを備えていなければ、当局が介入して措置を講じると警告していた。

同中銀は17日の通達で、４社は極めて高い金利設定に加え、世帯収入の査定や借り手の月次返済能力に関するマイクロファイナンスの規定に違反したと説明。４社は21日より後に貸し付けを停止するよう命じられた。

ＤＭＩは最近、貸し付け拡大が狙い、ＭＵＦＧから約30億ドル（約4500億円）の企業評価額で新たな資金調達を行うと発表。ＭＵＦＧは約３億3000万ドルを出資し、ＤＭＩ２位の株主となる。

原題：India Regulator Steps Up Crackdown on Shadow Banks to Cut Risks　（抜粋）

--取材協力：Hemal Savai.

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