【写真：Getty Images】

　スコットランド1部セルティックに所属するMF岩田智輝は、スコティッシュ・プレミアシップ第27節マザーウェル戦に出場すると77分に途中交代でベンチに下がった。すると、岩田の交代時にサポーターからブーイングが起きた。スコットランドメディア『Daily Record』は、ブーイングが起きた理由について報じている。 　スコットランド1部セルティックに所属する岩田は、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第6節のフェイエノールト戦で足首を負傷し、2ヶ月近く欠場していた。しかし第26節のキルマーノックFCとの試合でベンチ入りすると、第27節のマザーウェル戦で復帰し、3試合連続のスタメン出場を果たしている。 　スタメン復帰を果たしたマザーウェル戦では中盤の深い位置でプレーすると、相手のパスを何度もカットして攻撃の芽を潰すなど安定感のあるパフォーマンスを披露した。 　77分に途中交代となった岩田だが、その際にスタンドからまさかのブーイングが起きた。同メディアによると、このブーイングは岩田を下げるブレンダン・ロジャーズ監督の決断に対して不満を示したものだとされている。しかし、岩田は自分のパフォーマンスに不満を感じて起きたものだと勘違いしていたという。 　同メディアは、ブーイングを受けたと勘違いした岩田の言葉を次のように伝えている。 「最初は自分に向けられた野次なのかと思った。しかし、（途中交代を命じた監督に対する）ブーイングだと分かったので、今はポジティブに受けとめている。今はファンの期待に応えたいと思っている」 　また、同メディアは「岩田の復帰とセルティックの成績の好転は一致している」と、復帰後のパフォーマンスを高く評価していた。