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　11月1日～4日の期間、奈良県吉野郡東吉野村で「はじまりの東吉野オープンアトリエ2024」が開催される。東吉野村に移住した36組のクリエイターがアトリエや工房を公開し、作品展示やインスタレーションを行う文化イベントだ。 　東吉野村は過疎の山村でありながら、近年国内外からクリエイターが集まる創造的な拠点として注目を集めている。訪れる人々は、作品を鑑賞するだけでなく、自然豊かな環境のなかで、ものづくりの背景やクリエイターのライフスタイルを直接体感できる貴重な機会となる。 　参加クリエイターは、アーティスト、陶芸家、家具職人、写真家、デザイナーなど多岐にわたる分野で活躍しており、来場者は作品を通じて彼らの世界観に触れることができる。とくに注目されるのは、ザ・コンランショップ創業者テレンス・コンランの三代目であり、デザイナーのフェリックス・コンランだ。今年英国から東吉野村に拠点を移したコンランは、今回のオープンアトリエで東吉野にインスピレーションを受けて開始した新たな家具・建築のデザインプロジェクトを自ら紹介し、来場者に独自の視点を披露する予定だ。 　また、自然豊かな東吉野村は、紅葉に染まる山々と清らかな川が広がり、訪れる人々に癒しのひとときを提供する。レンタサイクルやドライブを楽しみながらアトリエを巡ることで、秋の美しい風景とアートを同時に体感できる絶好の機会となる。さらに、村内にある温泉も訪れ、心身ともにリラックスした時間を過ごすことができる。 　なお11月4日には、東吉野村に拠点を置くデザイナー・坂本大祐が、ローカルデザインをテーマにしたスペシャルツアーを開催する予定。オープンアトリエやスペシャルツアーなどのイベントを通じ、東吉野村の魅力と自然の恵みを感じてほしい。