大阪府・吉村知事が定例会見4月22日(全文2)スーパー・商店街へは少人数で
大阪府の吉村洋文知事は22日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・吉村知事が定例会見(2020年4月22日)」に対応しております。 【動画】大阪府・吉村知事が定例会見 ◇ ◇
合計1兆円の融資枠を確保したい
吉村:窓口について、これまで金融機関にもお願いをしようということでやってきましたが、今、金融機関は融資の相談等々で非常に忙しくて、なかなかこれは協力できる時間がどうしても取れないということなので、大阪産業局と大阪府が共同体になって受け付けをします。この受付場所が産業局があるサンソウカンでやるのか、サンソウカンやマイドームでやるのか、咲洲でやるかについては今、調整をしていますが、いずれにしても産業局と大阪府が協働してやりますので、それぞれの市町村の窓口にお願いするということもないですし、大阪府が一元化して、大阪府でやっていきます。 それから対応の、融資制度についてです。これは非常に大きな制度だと思います。国が率先してやっていただいていますが、大阪府としても枠取りをしまして、今年の8月までに、これまでの制度と合わせて合計1兆円の融資枠を確保したいと思います。やはりいろんな、私がさっき申し上げた支援金制度等々ありますが、それから国の持続化給付金もありますが、どうしても事業継続、長期的にしていくためには、その給付金だけでは足りない事業がたくさんあると思います。ですので、そこで必要になってくるのはやっぱり融資の手続きだと思っています。その融資についても非常に有利な融資制度です。
感染拡大防止に協力した事業者に協力金
まず無利子、そして無利息、そして信用協会の保証だけでも保証料もゼロ。そして融資の期間、据え置き期間は5年間。そして融資限度額は3000万。無利子・無利息・無保証・無担保。無保証というか保証料無料、無担保。そして据え置き期間は5年間で3000万円ということで、これについてはかなり融資制度としては借りるほうの負担がほぼゼロになる融資制度だというふうに思っています。なんとか中小企業の資金繰り支援を支えていきたいということで、1兆円の枠というのを準備いたしました。 制度の受け付けの開始ですが、5月1日を目指して今、鋭意準備をしている最中です。これは一般の金融機関でも受けられるという予算だというふうに思います。もちろん売り上げの減少の率とかに応じて保証料とか金利とかはちょっと変わってきますが、しんどいところについてはいずれもゼロということです。 それからクラスターの発生した施設、あるいは商店街等で事業を継続するための支援です。まず府の要請に応じて施設名を積極的に公表してくれたところ、クラスターの感染の拡大防止、大阪における市中の感染拡大防止に協力してくれた事業者に対して協力金を支給します。これについては1事業者当たり100万円。対象事業者としては不特定多数の人が利用した施設において、府が求めたことに応じて集団感染の拡大防止に協力してくれた事業です。これは社会防衛に応じてくれたということになりますので、これを制度化することによって今後も完全に民間で、本来であれば公表義務なんかないんだけれども社会のために公表しますというところをどんどん増やして、感染拡大を防いでいきたいと思います。 取り組みの協力例ですけども、施設等の名称および所在地の公表。それから不特定多数の利用者に対して感染拡大の防止に関わる働き掛け等々実施。取り組みの協力体制はさまざまありますが、典型的なのは公表義務もないのに施設名を公表して働き掛けに応じるというような場合です。これは皆さんご承知のとおりライブハウス、大阪の4つのライブハウスはこれをやってくれましたから、これはさかのぼって遡及適用させます。ですので、大阪のライブハウスには適用されるということになります。