川越街道と山手通りが交差する「熊野町交差点」で昭和レトロな空間を発見! 骨董品ずらりの謎を調査!
川越街道と山手通りが交差する東京・板橋の「熊野町交差点」に、骨董品がズラリと並んだ昭和レトロな空間を発見した。こんな交差点の目の前に、いったい誰が? 何のために? 調査した結果を報告しよう。 【写真】近付いていくと……レトロ看板と骨董品がずらり!? 衝撃の現地の様子はこちらから!
「熊野町交差点」に謎の昭和レトロな空間が……!?
先日、「全国事故多発交差点ランキング」(※)でワースト1となった「池袋六ッ又交差点」の記事を書いた。その取材の帰り、筆者は国道254号(川越街道)を成増方面に向かって歩いていた。すると、川越街道と山手通りの交わる「熊野町交差点」に差しかかったところ(ちょうど首都5号池袋線の北池袋出入口やドン・キホーテ北池袋店のあるあたり)で信じがたい光景に遭遇した! こ、これは何なんだ! ※2024年9月13日に日本損害保険協会調査が発表した最新の「全国交通事故多発交差点マップ(2023年)」の中で都道府県ごとに人身事故の多い交差点を取りまとめたもの 交差点に突如、出現したのは昭和レトロな空間だった。周囲を取り囲むように古いホーロー看板のコレクションが並んでいるかと思えば、その手間には謎の観音像と賽銭箱。さらにその隣には“超貴重”と書かれた大砲が。 実はこれはまだまだまだ序の口で、その奥にはガンダムと思しき頭部の創作物や、アンパンマンやドラえもんのビックフィギュア、夜中に目があったもんなら卒倒しかねない不吉な笑みを浮かべるピエロなんかもいたりして、当たり一面、数えきれないほどの骨董品で埋め尽くされていたのだ。 目の前の幹線道路をクルマが行き交うのと、裏手の熊野神社の静かな佇まいとのコントラストが、この昭和レトロな異空間の存在を強調しているように感じられるのは筆者だけだろうか。 ここで足を止めて物珍し気にスマホを構える人もいる一方、近くの高校の学生たちは、気にする様子もなく自転車を走らせているだけに、この交差点を毎日のように利用する人にとっては、見慣れた光景となっているようでもある。 そもそも、「誰が?」「何故?」と疑問ばかり頭に浮かぶ。手がかりを求め、アンパンマンの左横の注意事項に目を通してみても、骨董品を設置した意図や経緯はわからなかった。