【さあ、投票へ。】子どもたちが「ゼロ票確認」から「投票」までを体験 キッザニア福岡で「模擬選挙」イベント 福岡
FBS福岡放送
衆議院選挙の投開票は27日に迫るなか、子どもたちが“1票の重み”を体験しました。「未来の有権者」たちに政治に興味を持ってもらおうと、福岡市の商業施設で模擬投票のイベントが始まりました。
24日、福岡市博多区の「キッザニア福岡」を訪れました。 ■吉村史織アナウンサー 「子どもたちが職業体験を通して大人の世界を体感できる施設です。投票箱や記載台が置かれ、模擬選挙の投票所ができています。」
設置されている投票箱は、実際の選挙で使用されるもので、貼られている政党のポスターも今回の衆議院選挙のために用意された本物です。 子どもたちに、政治や選挙に興味を持ってもらおうと「キッザニア福岡」では、模擬投票が体験できる期間限定のイベントを24日から開催しています。
福岡県添田町から訪れたのは、小学6年の児童2人です。投票用紙に記入する前に、各党の主な選挙公約を確認し、1票を投じる先を吟味します。そして投票箱の前に進むと。
■案内役 「中に何もないかを確認していただきます。」 これは「ゼロ票確認」と呼ばれるもので、実際の選挙でも、最初に投票所を訪れた人と一緒に箱の中が空であることの確認が行われます。 その後、2人は順番に投票しました。 ■山内英太さん(小6) 「どんな人に投票したらいいのかというところが難しかった。どういう選び方で投票すればいいのかなどを勉強したいです。」 ■丸山峻平さん(小6) 「少子高齢化(対策)の意見に賛成、納得したので選びました。大人になった時にしっかりできるように頑張りたいです。」 ■キッザニア福岡 企画グループ・高山道代さん 「今回は実在する政党に投票してもらうので、自分が入れた政党が(実際の選挙で)どのような結果になったかというのは感じてみてほしい。」 「キッザニア福岡」の模擬投票を体験できるイベントは、衆議院選挙の投票日と同じ10月27日までです。