福岡市で九州産の肉料理イベント、「食肉産業盛ん」アピール…2025年2月
九州観光機構は14日、九州産の牛肉、豚肉、鶏肉をテーマにしたイベントを2025年2月に福岡市で初めて開催すると発表した。食肉産業が盛んな九州をアピールすることで、国内外からの観光客の誘客や食肉のブランド向上につなげる狙いがある。 【写真】「博多和牛」有名ブランド牛にも負けない肉質だが「低価格で悔しい」…認知度向上へPRに注力
イベントの名称は「にっくん 九州お肉の王国まつり」で、2月19~24日にJR博多駅前広場と福岡市役所前広場をメイン会場とし、九州7県の肉料理を提供するブースなどが出店する。
イベントは、同機構が「九州のお肉大好きプロジェクト」と名付けて展開する取り組みの一環で、市内の百貨店やホテル、レストランにも協力を呼びかけて関連イベントを実施していく計画だ。
2回目以降は、福岡以外での開催や期間の拡大などを検討する。
記者会見した唐池恒二会長(JR九州相談役)は「九州は肉に関してはナンバーワンだ。一つにまとめてイベントにすれば、大きな観光資源になる。九州全体でプロジェクトを展開していきたい」と意気込みを語った。