GWは家族4人で旅行予定だけど、ホテルで「宿泊税」を3人分請求される!? いったいなぜ? 理由を解説
集めた宿泊税はどのように使われているの?
宿泊者が支払った宿泊税は、どのように使われているのでしょうか。日本で初めて宿泊税を導入したのは東京都で、東京都主税局が令和5年に発表した「宿泊税20年間の実績と今後のあり方」によると、宿泊税を導入した平成14年度から令和3年度までの宿泊税収は約273億円で、その全額が観光振興施策費用に使われています。 令和5年度の東京都実施予定事業には「観光情報センターの整備・運営」「バリアフリー化の推進」「海外に向けた観光プロモーション」などが挙げられており、他の宿泊税導入自治体も、東京都と同じように宿泊税収は観光振興施策費用などに使われています。
まとめ
宿泊税は主に観光振興を目的とした地方税で、自治体が条例によって料金や課税対象を決めて新設でき、導入する自治体が増加しています。宿泊料金(素泊まり)1万円以上など自治体がそれぞれ定める一定金額以上から課税され、観光地の発展と維持に使われています。 旅行先によっては宿泊税がかかるケースもあることを踏まえて、旅行費用計画をたてることが望ましいでしょう。 出典 北海道俱知安町 倶知安町宿泊税条例 石川県金沢市 宿泊税について 東京都 東京都主税局 宿泊税について 京都市 宿泊税について 大阪府 大阪府の宿泊税 福岡県 宿泊税の概要について 長崎県長崎市 宿泊税の概要 福岡県福岡市 宿泊税に関するよくある質問 東京都主税局 宿泊税20年間の実績と今後のあり方 北九州市 観光情報サイト 宿泊税 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部