衛藤征士郎氏「深く反省」 保守分裂の大分2区
大分2区は、派閥裏金事件で1千万円超の還流を受け、自民党の役職停止処分を受けた旧安倍派最高顧問の前職衛藤征士郎氏(83)が立候補した。津久見市の市民会館駐車場で支持者らを前に「政治資金の件で迷惑をかけて申し訳ない。深く反省している。この選挙はなんとしても勝ちたい」と訴えた。 対する立憲民主党の前職吉川元氏(58)は、臼杵市の公園で報道陣の取材に応じ「自民党の国会議員は裏金で、税を払わずに所得を得ている。強い怒り、憤りを感じる」と批判した。 前大分県知事の次男で、無所属新人の広瀬建氏(50)も立候補し、保守分裂の選挙戦となっている。