朝美絢が宝塚歌劇雪組の次期トップスターに決定 彩風咲奈の後任
宝塚歌劇団は11日、雪組の次期トップスターが朝美絢(あさみ・じゅん)に決まったと発表した。10月14日付。 トップお披露目公演は11月30日に初日を迎える、東京建物Brillia HALL公演「愛の不時着」。 雪組の次回大劇場公演「ベルサイユのばら~フェルゼン編~」(兵庫・宝塚大劇場=7月6日~8月11日、東京宝塚劇場=8月31日~10月13日)の東京千秋楽をもって退団する現トップスター・彩風咲奈(あやかぜ・さきな)の後任で、現トップ娘役・夢白あやとコンビを組む。 朝美は神奈川県鎌倉市出身で2009年に入団し、16年目。第95期生では、星組・礼真琴、花組・柚香光(ゆずか・れい=退団)、月組・月城かなとに次いで4人目のトップとなる。 入団後は月組配属に配属され、2度の新人公演主演を務め、15年のバウワークショップ「A―EN」で宝塚バウホール初主演。17年に、雪組だった月城との“トレード”の形で雪組に組替えされた。 21年の「ほんものの魔法使」、23年の「海辺のストルーエンセ」で外部劇場主演を務め、今年4、5月の「仮面のロマネスク」「Gato Bonito!!」で全国ツアー初主演を果たした。169センチと小柄だが、“魔性”とも称される強い眼力と華やかなマスクでファンを魅了。演技、ダンス、歌唱力もバランスの取れたスターだ。
報知新聞社