白鷹山関ゆかりの品々が並ぶ企画展＝白鷹町・フラワー長井線荒砥駅

　白鷹町鮎貝出身で、大相撲十両の白鷹山（本名斎藤亨将（りょうすけ））関（29）＝高田川部屋＝を応援する企画展が、同町のフラワー長井線荒砥駅で開かれている。柔道やバスケットボールなどに打ち込んだ少年時代の写真や、本人の手形、十両・幕下優勝時の各表彰状の現物など約30点を展示し、これまでの歩みを伝えている。27日まで。 　「誰にも止められない力士を目指す」との決意や、入門までのエピソードをまとめたパネル、化粧まわし姿の写真などが目を引く。中学バスケ部時代のユニホームは大人でも大きく感じるサイズで、3年時に身長180センチ台、体重は100キロを超えていたという恵まれた体格を裏付ける。行司に作ってもらった色紙や相撲甚句、引退した白鵬、鶴竜両横綱らと並んで押された、十両優勝時の記念手形なども並ぶ。 　古里からエールを送ろうと、町観光協会が家族の協力を得て企画した。応援メッセージが書き込めるパネルを設置し、企画展終了後に本人に寄贈する。