3連休は東京も“雪”予報!? 冬の運転 万が一の時のためにクルマに常備しておくべきモノとは
冬タイヤを装着していてもタイヤチェーンは携行したい
現在、この冬としては最強の寒波が到来し、日本海側を中心に大雪となっています。普段は雪が少ない四国や九州北部でも、今後大雪となることが予想されます。 【画像】「これは必見!」降雪で「車内に常備しておきたいアイテム」を画像で見る(23枚) またこの3連休には、関東北部だけでなく東京も雪の予報が出ています。 冬になると雪が降るのは当たり前のことですが、ここ10年ほどはそれ以前に比べ雪の降り方が極端になっていて、ひと晩に数10cm積もるような豪雪も珍しくありません。
こうしたウインターシーズンのドライブにはスタッドレスタイヤの装着が欠かせませんが、たとえスタッドレスタイヤを装着していたとしても、ノーマルタイヤのままで走れなくなってしまったクルマを起因とする渋滞に巻き込まれ、動けなくなってしまうことがあります。 また除雪が間に合わないような大雪では、路面に降り積もる雪が抵抗となり、スタッドレスタイヤで走ることが困難になってしまうこともあります。 こうした事態を想定すると、ウインタードライブには、スタッドレスタイヤ以外の「冬支度」が不可欠と言えるでしょう。 では、具体的にはどのようなものが必要なのでしょうか。「クルマを走らせるために必要なもの」と「クルマが万一動けなくなってしまったときのために必要なもの」にわけてご案内したいと思います。 まず「クルマを走らせるために必要なもの」として真っ先に挙げられるのが、タイヤチェーンです。 現在のスタッドレスタイヤは非常に優秀で、圧雪路はもちろん、アイスバーンでもしっかりとグリップしてくれます。ただ前述のように路面を覆う雪が抵抗になってしまうほどの大雪のときは、2WD+スタッドレスは意外に早くスタックしてしまいます。 また「冬用タイヤ規制」ではなく「チェーン規制」が行われている場合は、スタッドレスタイヤでも走ることはできません。スタッドレスタイヤに履き替えていたとしても、保険としてタイヤチェーンの携行がおすすめです。 クイックロックタイプの金属チェーンであれば、付け外しは5~10分程度でできますし、収納時もコンパクトになり、トランクスペースを有効利用できます。 購入したら、必ず装着テストを行い、自分のタイヤのサイズに適合するか、また手順どおりに装着できるかを確認しましょう。 また布製タイヤカバーもチェーン規制に適合していますが、カー用品店などで購入できるスプレー式チェーンはチェーンではないため、チェーン規制時は携帯していても走ることはできません。