中島セナ主演作「あこがれの色彩」公開、大人の都合に翻弄された少女の暴走を描く
中島セナの主演映画「あこがれの色彩」が5月10日より東京・シネクイントほか全国で順次公開されることが決定。このたびポスタービジュアル、特報映像、場面写真が解禁された。 【動画】中島セナ、MEGUMI、大迫一平ら出演の映画「あこがれの色彩」特報はこちら 「形のない骨」の小島淳二が監督を務めた本作の主人公は、日本の伝統工芸である有田焼の街に生まれた14歳の少女・結衣。美しいものを自分の色使いで絵に描くことが唯一の楽しみである彼女は、美術教室での技術重視の指導方針や、折り合いがつかない家族のことで葛藤を抱えていた。そんな中、大人たちの裏切りを知った結衣は、激しく動揺し、暴走していく。 中島が結衣を演じたほか、結衣の母親役でMEGUMI、父親役で大迫一平、友人役で安原琉那も出演。中島は「ゆれ動き、危うさを抱きながら道を探す姿が、美しい有田焼と共にどう届くのか楽しみです」、小島は「間違ってもいい。心の声に耳を澄まそう。自分の色を信じて」とコメントした。 YouTubeで公開された映像には、結衣が教室で絵を描く姿のほか、彼女の「大人、みんな死ねばいい」というセリフが収められている。ポスタービジュアルには、前を見つめる結衣の表情が切り取られ「私の色は、混じりあえない。」というコピーが添えられた。 ■ 中島セナ コメント 新しく産まれようとする力と、変わらずあり続ける形の狭間で、人は何を見出すでしょう。 閉ざされたコミュニティの中にいるという自覚さえ難しい年代、その様が繊細に描かれていると思います。 ゆれ動き、危うさを抱きながら道を探す姿が、美しい有田焼と共にどう届くのか楽しみです。 ■ 小島淳二 コメント 自分らしく純粋に生きることは、難しい。 彼女は、ずっと独りだ。 自分勝手で傲慢な大人たちは、損得の物差しで物事を推し進める。 彼女は、大人の勝手な振る舞いに 自分の大切な想いを 押し潰されそうになるが 懸命に 抵抗する。 間違ってもいい。心の声に耳を澄まそう。自分の色を信じて。 (c)2022 teevee graphics, INC. all rights reserved.