「ストリング ティング」が東京と福岡、名古屋でポップアップ デザイナーも来日
レイチェル:バッグにチャームをつけることは、その人のパーソナリティーをトッピングするようなものだと思っているので「人それぞれのムードやエナジーで楽しんでほしい」というのが正直な感想です。私は最近、こんなふうにドレープ状に複数のチャームをつけて楽しんでいますし、バッグだけではなくてブーツにつけるなど、その人ならではのコーディネートをぜひシェアしてくれたらうれしいです!
WWD:多くの商品に使われている日本産の「ミユキビーズ」はどのように知った?
レイチェル:「ストリング ティング」は、コロナ禍に私のリビングで作り始めたことから始めました。当時は外に素材を探しに行くことはできなかったので、グーグルで色々なことを調べていた時に広島県産の「ミユキビーズ」の存在を知りました。実際に取り寄せてみたところ、とても小さいのに全てのビーズが完璧に統一されたサイズで作られていて感動したのを今でも覚えています。
WWD:商品のデザインはどのように考えている?
レイチェル:ふと思い出した時に幸せな気分になるような、幼い頃の記憶がインスピレーション源になることが多いです。ハートやスマイル、雲のパーツは、そういった楽しい記憶から取り入れたものになります。
WWD:「ストリング ティング」の製作は何人規模のチームで行われている?
レイチェル:私がデザイナーとして全てのデザインを行い、これまでに900ものデザインを作ってきました。そしてロンドンのオフィスでは11人の女性が共に働いています。母親の女性もいれば、ヨガインストラクターやスタイリスト、俳優など、個性があふれるメンバーです。
WWD:今後新たにローンチ予定のアイテムは?
レイチェル:「ストリング ティング」を象徴するビーズの手描きプリントを施したバンダナを作る予定です。ブランドの延長線上にあるのは、チャームだけではなく、日常的なものを作ることだと思ってす。その商品が誰かを幸せにすることができれば私も幸せで、それこそ私の仕事なのです。