東京都高校選抜U16海外遠征プロジェクトが遠征前最後の活動を実施
「強い東京を」というスローガンのもと立ち上がった東京都高校選抜U16海外遠征プロジェクトだったが、新型コロナウイルスの影響により予定されていた第1回が直前で中止。そして、ようやく今回改めて第1回として東京高体連選抜がドイツ遠征を実施することが決まった。同プロジェクトは8月から選考、練習試合、トレーニングを重ね、いよいよ3月20日が遠征前最後の活動となった。 この日はパワー、スピードで格上の国士舘大学と練習試合(35分×3本)を実施。強度の高い相手に対して1本目はなかなか思い通りのプレーができず終了。1本目終了後に選抜チームを指揮する加藤悠監督から「行けないメンバーがいる中で、選ばれて代表して行く責任をちゃんと持って戦おう」と檄が飛ぶと、後半は選手から声が出るようになり、時間の経過とともに繋がりや粘りが出るようになっっていった。しかし、相手の強度に圧倒され敗戦。遠征前最後の練習試合は悔しい結果に終わった。 なお同選抜は25日に日本を出発し、4月2日の帰国。現地ではフォルトゥナ・デュッセルドルフ(ドイツ)、NEC(オランダ)、シント・トロイデン(ベルギー)とゲームを予定している。またブンデスリーガも観戦予定となっている。 (協力=東京都高校選抜U16 海外遠征プロジェクト)