中村雅俊「俺ってよくやってきたな」「自分を褒めたい」 芸能生活50周年記念公演に感慨
俳優で歌手の中村雅俊(73)が9日、都内で行われた「中村雅俊芸能生活50周年記念公演」(6月2~18日、明治座)の制作発表にコロッケ、久本雅美、林翔太、土生瑞穂、小川菜摘、松田悟志、玉野和紀、田中美佐子(特別出演)と出席した。 俳優、歌手として長きにわたって第一線を走り続け、今年6月に芸能生活50周年を迎える。中村は「1974年に『われら青春!』という番組でデビューさせていただき、そこからいろんな出会いがあって、振り返るといい思い出ばかり残っています。そういう出会いに感謝しています。50周年の節目ということで、多くの皆さんと一緒に仕事ができる喜びをかみしめながら、千秋楽で『本当によかったね』と言えるように素晴らしい舞台を作り上げたいと思っている」と意気込んだ。 50周年という数字には「30周年とかは通過点という気持ちはあったけど、50という数字は半世紀じゃないですか。『俺ってよくやってきたな』と初めて思った」と振り返りつつ、「それと同時にこの先って意外と短い。限られた時間だからこそ、『どうやって生きていくんだ』みたいな自問自答はまじめな感じでありました。でも本当に50年やってきた自分を褒めたい」と語った。 同公演は2部構成。第1部は昭和歌謡音楽劇「どこへ時が流れても~俺たちのジュークボックス~」を上演し、第2部はコンサートで「ふれあい」「俺たちの旅」「恋人も濡れる街角」をはじめとしたヒット曲はもちろん、明治座ならではの趣向を凝らした演出で盛り上げる。