「羽生結弦 notte stellata」3年連続開催 「希望を届けていけたら」 来年3月宮城で
プロフィギュアスケーターの羽生結弦さんが座長を務めるアイスショー「羽生結弦 notte stellata 2025」が来年3月7~9日に出身地・宮城のセキスイハイムスーパーアリーナで行われることが決まった。主催する日本テレビが24日に発表した。 東日本大震災から14年に合わせた公演で、3年連続の開催となる。「notte stellata」は、羽生さんが2018年平昌五輪のエキシビションで滑ったプログラムで、イタリア語で「満天の星」を意味する。テーマは「希望」。 出演者は随時、公式ホームページで発表になる。23年は体操の内村航平さん、昨年は女優の大地真央がスペシャルゲストとして出演し、コラボ演目を披露した。以下、羽生さんのコメント。 ―「羽生結弦notte stellata」開催にあたって。 「『notte stellata』がこうやって3回目を迎えるということは、何度も何度もその3・11のことを思い返したり、また、何かできることはないかということを模索しながら、たくさんの事を考えてここまで来たんだなということを改めて感じています。また希望を届けていけたらいいなと思いますし、このショーを見た皆さんが笑顔で帰っていただけるような、そんな明るいものにできたらなと思います」 ―自身の演技について。 「希望と、祈りと、未来に向けて少しでもなんか明るい気持ちになれたらいいなという気持ちを込めて滑りたいと思っています」 ―出演キャストについて。 「(出演する)仲間のスケーターも3・11について考えてくれて、また僕の考えであったりとか、震災復興への気持ちであったりとか、そういったものに賛同しながら思いを込めて滑ってくれるので、その気持ちを受け取っていただけたらなと思います」 ▼日程 ・3月7日 17時開演 ・3月8日 18時半開演 ・3月9日 16時開演
報知新聞社