神奈川大、5季ぶり57度目の優勝決まる ドラフト候補の庄子、通算115安打に/神奈川大学野球
神奈川大学野球秋季リーグ戦(19日、関東学院大2-1神奈川大、関東学院大ギオンパーク)優勝争いしていた横浜商大が敗れ、ここまで勝ち点4の神奈川大が最終カードの関東学院大1回戦の前に、5季ぶり57度目の優勝が決まった。直後の試合は、関東学院大が2点を先行し、3投手の継投で1失点に抑え、先勝した。 50メートル走5秒7の俊足の遊撃手として10球団から調査書が届いている神奈川大の庄子雄大内野手(4年、横浜)は、第2打席に中前に弾き返し、通算115安打をマークしたが、敗戦に「アップから試合への入りが悪かった。完全優勝めざして、明日(2回戦)勝たないと」と反省した。 高校時代の同期は、DeNA・度会隆輝内野手(2023年ドラフト1位)ら4人がプロ入りしており、ドラフト会議(24日)が迫っていることには、「楽しみ。緊張感も出てきた」と話している。178センチ、73キロで右投げ左打ちの俊足内野手は、リーグ戦で3本の本塁打もマークし、外野手の経験もあるだけにユーティリティーなプレーヤーとして注目度は高くなっている。