「実感が湧きませんでした」藤あや子、人間ドックきっかけに子宮体がん判明 子宮と卵巣全摘出…今月中の復帰目指す
演歌歌手の藤あや子(62)が7日、自身のブログや公式Xで初期の子宮体がんのため、子宮と卵巣の全摘手術を受けたことを公表した。 【写真】藤あや子、スタイル抜群の近影 高級車でドライブ姿 藤はブログで「先日、子宮と卵巣の全摘手術を受けました 病名は初期の子宮体癌(がん)です」と報告。所属事務所によると、藤は4月中旬に人間ドックを受診した際にがんの疑いを指摘され、再検査したところ子宮体がんが判明。今月に入り摘出手術を受けた。現在はすでに退院しており、療養中。放射線治療や抗がん剤治療などの予定はなく、体調が整い次第、今月中の復帰を目指す。 がんの告知を受けた時の気持ちを「驚きというより正直実感が湧きませんでしたがこれからまだまだ歌い続けていくためにもしっかりと治療して頂こうと気持ちを切り替えました」とつづった藤。仕事関係者や家族・友人、医師や看護師らへ感謝し「たおやかに咲く藤の花のように凜(りん)とした姿で1日も早く皆様にお会いできますようにリハビリ頑張ります」と前向きに結んだ。 藤は公式Xにも、同様の文章を美しい筆文字で投稿。かねてXでは2匹の保護猫「マル」「オレオ」に愛情を注ぐ日々の様子を投稿し人気を博しているが、この日も「P.S(追伸)」として「退院後マルオレに会えるのを楽しみに帰宅したら顔を見るなり逃げられました! チックショー!」とユーモラスにつづった。 ◆子宮体がん 子宮がんは子宮体部の「子宮体がん」と、子宮頸(けい)部の「子宮頸がん」に分類される。国立がん研究センターのホームページなどによると、子宮体がんは子宮の内側に存在する子宮内膜から発生するがん。内膜は月経によってはがれ落ちて更新されるため、閉経後の50~60歳代の女性に多いとされる。初期の治療法は手術療法で、病変の広がりなどによっては化学療法を術後に行うこともある。
報知新聞社