松本人志 どうなる?テレビ復帰 活動休止前はレギュラー7本 M-1制作の朝日放送は「現時点では未定」
女性に性的行為を強要したとの報道をめぐり、お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(61)が文芸春秋などに損害賠償などを求めた訴訟について8日、双方の話し合いに基づき、松本側は訴えを取り下げ、文春側が同意して裁判が終結した。双方の代理人が発表した。 【写真】吉本興業が公式サイトで発表した「松本人志に関するお知らせ」 松本はこれまで「週刊文春」の発行元の文芸春秋と週刊文春編集長に5億5000万円の損害賠償などを求める訴えを東京地裁に起こした。文春側は「複数の女性が受けた同意のない性的行為は真実」などとして、請求棄却を求めていた。松本は裁判に注力するとして今年1月から活動を休止していた。レギュラー7本を持つカリスマ芸人の活動休止でテレビ局は対応に大わらわとなっていた。 個人で出演していた番組は代役が立つなどして継続され、コンビのレギュラー番組では、相方の浜田雅功が1人で進行を担当していた。 この日の裁判終結を受け、松本が審査員を務める年に一度のM-1グランプリ、「探偵!ナイトスクープ」を制作する朝日放送(大阪市)はスポニチ本紙の取材に松本の番組復帰について「現時点では未定です」と答えた。 ▽松本人志の活動休止前の主な出演 ◇個人レギュラー ・クレイジージャーニー=TBS ・探偵!ナイトスクープ=朝日放送 ・人志松本の酒のツマミになる話=フジテレビ ・まつもtoなかい=フジテレビ ◇コンビレギュラー ・水曜日のダウンタウン=TBS ・ダウンタウンDX=読売テレビ ・ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!=日本テレビ ◇個人特番 ・M-1グランプリ(審査員)=朝日放送 ・IPPONグランプリ=フジテレビ ・ドキュメンタル=Amazonプライム・ビデオ ◇コンビ特番 ・お笑いの日・キングオブコント=TBS ・ドリーム東西ネタ合戦=TBS ・お笑いアカデミー賞=TBS ◇コンビCM くら寿司