【高橋克典】一日渋谷警察署長就任で50年以上見つめた渋谷の街の安全を見守る
俳優の高橋克典さんが警視庁渋谷警察署の1日署長を務め、年末年始特別警戒合同パトロールを行いました。 【写真を見る】【高橋克典】一日渋谷警察署長就任で50年以上見つめた渋谷の街の安全を見守る 東京・渋谷のスクランブル交差点前に制服姿で現れた高橋さんは、一日署長の委嘱状を受け取りました。神奈川で生まれ青山学院の初等部から大学まで渋谷に通ったというゆかりの地での一日警察署長就任に“私、7歳の頃からこの渋谷に通っておりまして、当時はまだ反対側のバスロータリーに路面電車が入っておりまして、「シズカニ」というカタカナが逆から(右から左へ)書いてある、そんな時代でした。”と、幼い頃に見た渋谷の光景を語りました。 さらに高橋さんは、”それからずっとこの街で過ごしておりますが、一時期に比べたら、だいぶ物騒じゃなくなったのかな? 大学卒業後の一時期、荒れていたときもありましたが、皆さまの努力ですね。私の息子も高校生になりまして、きょうこの辺にいるはずですが…”と辺りを見渡し、“(息子から)変わった格好してる奴は多いけど、悪い奴はあんまりいないと聞いて今日来ました”と、渋谷の印象を語りました。 高橋さんは続けて、“とはいえ世界に誇る繁華街です。僕も楽しい思い出がたくさんありますが、今はたくさんの外国の方も来られます。そんな中いろんなトラブルも多いのも事実です”と実情を明かしました。“悪質な客引き、いたるところに忍ぶ闇バイト、どんなところから入り込んでくるのか分かりません。僕の目の前で、母にそういった電話がかかってきたこともございます。本当に巧妙にだましてくるので、どうかそれを阻止し、家族や友人を守るためにも、肝に銘じておいてほしいと思います”と聴衆に訴えかけて、“みんなの愛する渋谷を、安心して楽しんで帰る街にすべくお手伝いできれば”と締め括っていました。 そしてセレモニー後は、警察・商店街関係者と共に渋谷センター街を合同でパトロールしました。 【担当:芸能情報ステーション】
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