奥抜侃志はやはり放出候補の模様…ニュルンベルクが今冬に“手放したい7人”の1人として独紙報道
ブンデスリーガ2部ニュルンベルクは今冬に奥抜侃志らを放出する考えのようだ。ドイツ紙『ビルト』が伝えている。 現在25歳の奥抜は23年夏にニュルンベルクに加入。今シーズンから指揮を執るミロスラフ・クローゼ監督の下ではDFBポカール1回戦や開幕からの数試合はピッチに立つも、9月末の3バックフォーメーション(3-4-1-2)への移行に伴って、出場機会が「0」に。9月29日に行われた第7節ハノーファー戦を最後に、左ウインガーはメンバーにすら招集されなくなった。 そして、その状況は今後も変わらない模様。『ビルト』はクローゼ監督が先日、戦力整理に取り掛かる必要性を強調したことを受け、選手7人を放出候補に挙げ、その中でも「奥抜侃志、タイラン・ドゥマン、ベンヤミン・ゴラーとのお別れの可能性が非常に高い」と予想している。 同紙はまた、「このトリオはここ数週間、まったくクローゼ監督の構想に入っておらず、試合当日のスカッドにも加えられなかった」とも報道。奥抜とゴラーに関しては「新しいシステムではウィンガーがいなくなった」ことを構想外の理由として挙げている。 なお、ニュルンベルクは2勝1分け3敗でシーズンへスタート。システム変更後は1試合落としてから3連勝と調子を上げていたものの、1-0での勝利を収めた直近の第17節ブラウンシュワイク戦まで3分け3敗と6試合勝利から離れていた。順位表では現在勝ち点22で11位につけている。