【漫画】40歳で服飾専門学校に入った女性、イメージと違う日々に驚き!「ゆるいと思ったら」【作者インタビュー】
大学生活とは全然違う、ひたすら「作る」毎日!
漫画家の小柳かおりさん(@kaokaokaoriri)は、40歳でファッションデザイナーを目指して服飾専門学校の夜間部に入学しました。文系大学卒の小柳さんは、服飾専門学校も大学と同じようなイメージを持っていましたが、実際通ってみるとまったく違っていて? 【マンガ本編】40歳で服飾専門学校に入った女性 大学みたいにゆるい講義かと思ったら…「必死!」 小柳かおりさんによるエッセイマンガ『アラフォー漫画家が見た服飾専門学校夜間部の実態とは』がX(旧:Twitter)で公開されました。その道に関わる人以外にはあまりなじみのない服飾専門学校、一体どんなところなのでしょうか? 読者からは「大変そうだけど楽しそう」「洋服作れるのかっこいい」「まさにクリエイティブなお仕事」「私もアラフォーになってデザインを勉強しました」「どうか楽しんで頑張って下さい」などの声があがり、投稿には9300を超える「いいね」が集まっています。 小柳かおりさんは現在「Antique Carrie(アンティークキャリー)」というブランドを立ち上げ、「クラシカル」をテーマに、女性の普遍的な美しさやかわいらしさを表現する商品を展開しています。また、自身のこれまでの奮闘をつづったマンガ『アラフォー漫画家がファッションデザイナーを目指す話』などをSNSで公開、kindle版も配信中です。 作者の小柳かおりさんにお話を聞きました。 ーー 今回のマンガを描こうと思ったきっかけを教えて下さい。 もともとエッセイマンガを描いており、その一貫で執筆しました。以前から『アラフォー漫画家がファッションデザイナーを目指す話』と題して、40歳から服作りを始めたきっかけや服飾学校生活、ブランド立ち上げについてマンガにしていました。現在の学生生活で印象に残る出来事が多かったため、この作品を描きました。 ーー服飾専門学校は大学とは全然違うとのことですが、特に驚いたことや、印象的なことなどについて教えて下さい。 服飾専門学校での学生生活は高校生活の延長のようだと感じました。クラスでの一斉授業、出席確認、課題提出、掃除当番など、高校時代と似ていたためタイムスリップしたような感覚です。 大学時代は文系で、講義を聴いたり、ゼミのレポートを書いたりということがメインで、文献調査やフィールドワークを通して紙に落とすという繰り返しでした。服飾専門学校はやはり専門技術を身に付ける場であるため、縫製や製図、デザイン画製作など、ずっと手を動かしているのが印象的です。 ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。 服飾専門学校出身の方からは共感と「懐かしい」というお声をいただきました。一方、「大学」との違いを描いた作品でしたが、情報系や建築系の大学は服飾専門学校と同様のスタイルで手を動かしたり課題に追われたりしていたというコメントで、改めて文系と理系の違いなども感じました。 コメントを下さる方がご自身の出身校を思い浮かべながら、「私の場合は~」とコメントをいただける作品だったため、たくさんの反響をいただけたのだと投稿後に気が付きました。