写真上段左から、北川愛乃、髙畑結希、林 美澪、原 優寧、坂本真凛、中上段左から、熊崎晴香、末永桜花、佐藤佳穂、中下段左から、中野愛理、菅原茉椰、野村実代、井上瑠夏、下段左から、青木莉樺、鎌田菜月、太田彩夏、倉島杏実、荒井優希、大村 杏

SKE48が32枚目のシングル「愛のホログラム」をリリースする。“孤独な愛”をテーマとしたシリアスで切ない失恋ソングで、前作の「好きになっちゃった」（2023年7月発表のシングル）に続いて、末永桜花がセンターを務める。そんな新曲への想いを末永をはじめ、鎌田菜月、林 美澪、原 優寧、そして初選抜入りを果たした倉島杏実に語ってもらった。 SKE48 インタビューのその他の写真

今のSKE48は、“美味しいとこ取り”をしている最中

──末永さん、2作連続でセンターに選ばれましたね。おめでとうございます！ 末永：ありがとうございます！　前作でセンターに決まったことが発表された時、すごく温かいコメントをたくさんいただいたので頑張ることができました。そんなファンのみなさんと駆け抜けた1stセンター曲だったんですけど、こうして2作連続でセンターに選んでいただけたのは、まだ私にできることがあると思ってくださったのかなと。なので、期待に応えられるようにできる限りのことをやっていきたいと思っています。 ──そして、初選抜の倉島さん、選ばれた時の気持ちを聞かせてください。 倉島：11歳の時にSKE48に加入して今年で8年目になるんですけど、私は5歳からSKE48が大好きで、ずっとSKE48のメンバーになりたいと思っていたんです。今、振り返ってみて“私が好きだったSKE48って何だったんだろう？”と考えてみたら、推しメンが選抜メンバーだったということもあったと思います。“好きなSKE48＝選抜メンバー”だったんですよ。私は5歳の頃から選抜メンバーになりたかったんだと思ったら、今回選抜に選んでいただけたことが18歳の今の私からすると13年分の重みがあると強く感じましたし、そう思うとすごく感慨深いです。でも、いざ選抜メンバーに入るとソワソワしてしまって、まだ馴染めていない感じです（笑）。 ──これからどんどんと実感していきそうですね。 倉島：高校生のうちに選抜メンバーに入ることを自分の目標として掲げていたんです。今年の3月に高校卒業なので、ギリギリ間に合って良かった（笑）。それに、応援してくださっているファンの方から“次のシングルは絶対に選抜に入ろうね！”ってイベントとかで声をかけてもらっていたので、その期待に応えたい想いもありました。でも、“入れるかな？”っていう不安もあったので、選抜入りが決まったと知らされた時は嬉しい気持ちと同じくらいにホッとしてめちゃくちゃ泣きました。 ──アツいですね。改めて初選抜おめでとうございます。 倉島：ありがとうございます！ ──原さんは2作連続での選抜入り。前作の「好きになっちゃった」で11期研究生の先陣を切って選抜入りしましたが、その時のファンの方たちの反響はいかがでしたか？ 原：私自身も驚きが大きかったんですけど、ファンの方たちが本当にすごく喜んでくださって嬉しかったです。家族も“まさか!?”って驚いていました。選抜メンバーとして活動することで、それまでは行ったことのない場所に行ったりすることも多かったですし、すごくたくさんのことを学ばせてもらいましたね。今回、連続で選んでもらえたこともすごく嬉しいです。前回は記憶がないレベルで毎日が過ぎて行って、パニック状態でした。緊張で涙が出そうな時もたくさんありましたが、今回は振り入れの段階で“こういう表現にしよう”など考えられるくらいの余裕ができたので、MVの撮影の合間に先輩たちとお話をしたりしながら、リラックスまではいかないんですが、安心して臨めた気がします。なので、前回よりは少し成長できているのかなと思いました。 ──今回、同期の大村 杏さんも選抜メンバーに選ばれました。 原：杏ちゃんも選抜入りを目指していたのを知っていますし、SKE48の活動を真剣に頑張っていたのを近くで見てきたので、杏ちゃんの目標がひとつ叶ったのを見られて嬉しいです。 ──林さんはセンター経験もあって、10期生をリードしてきた存在でもありますが、今回も選抜入りをされています。 林：また選抜に入ることができて嬉しいです。10期生も5年目で、私も気づいたら中学3年生になっていたっていうくらい時の流れの速さを感じています。12期生の子たちが入ってきて“もうそんなに経っちゃったんだ!?”って不思議な気持ちですし、“もっとしっかりしなきゃ！”と思うようにもなりました。これまで選抜メンバーとして活動させてもらった時には、先輩方の背中を見て研究しながら“先輩たちのようにカッコ良くなりたい！”と思っていたので、後輩のみんなにも自分の背中を見てそう思ってもらいたいですし、私自身ももっとスキルアップできるように頑張りたいですね。 ──今回の選抜メンバーを先輩の鎌田さんから見てどう感じましたか？ 鎌田：私はこの中では先輩ですけど、同期の中では選抜入りが遅かったし、先輩として私が何かを話せるような感じじゃないんですけどね（笑）。新鮮さというか、選抜メンバーが入れ替わった感は強いんじゃないかと思います。トップでずっと引っ張ってくれていたメンバーの卒業を経ての今回のシングルなので、顔ぶれが変わったと思うファンの方々もいるんじゃないかな？　SKE48の全盛期の頃を見ていたという方からしたら“知らない子がいっぱいいる”と思われるかもしれないんですけど、SKE48らしさというか、変わらない良さもありますし、時代によって変わってきたものもあるので、“美味しいとこ取り”をしている最中です。このシングルをきっかけに戻ってこられる方は戻ってきてほしいですし、ご新規さんの方も良かったらぜひSKE48を推してください（笑）。