チャールズ国王が“血の海”!? 賛否両論を巻き起こす、英国ロイヤルの肖像画リスト
キャサリン妃
キャサリン妃にとって、初めての公式肖像画がこちら。英国人アーティスト、ポール・エムズリーによる作品で、2013年に公開された。 圧倒的に批判が多かったこの作品だが、ナショナル・ポートレート・ギャラリーでの除幕式に出席したキャサリン妃本人は、「素晴らしい、素晴らしい、本当に素晴らしい」と大絶賛だったようだ。
キャサリン妃&ウィリアム皇太子
2022年6月、ケンブリッジ大学のフィッツウィリアム美術館で公開されたのは、ウィリアム皇太子夫妻を描いた初めての公式肖像画。個別の公式肖像画は過去に制作されているものの、2人並んだ姿が描かれるのは初めてだった。 この作品を描いた英国人画家ジェイミー・コレス(写真左)によると、夫妻の公的な生活と私的な生活のバランスが取れている様子を表現しようとしたのだとか。ケンブリッジシャー州への寄贈品として制作を依頼されたのだという。
エリザベス女王
ポップアートの代表格とも言える画家、アンディ・ウォーホルにより1985年に制作されたこちらの肖像画は、4人の女王を描いたシルクスクリーン作品のシリーズ「統治する女王」の中の1枚。 マリリン・モンローなど名だたるセレブや、誰もが見たことであるだろう“キャンベルスープ缶”などを描いてきた彼の作品群の中でも高い人気を誇る作品だ。
「統治する女王」シリーズとは、エリザベス女王の他、オランダのベアトリクス女王、スワジランドのヌトムビ・トワラ女王、デンマークのマルグレーテ女王の4人の女王が4枚ずつ、ウォーホルらしいポップな配色で描かれた作品群だ。 この写真は、エリザベス女王バーションの、4枚の連作。