アルテタ監督、1月の補強戦略に言及「もっと良くしてくれる場合に限る」
アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、1月の移籍市場での戦略について言及し、「中長期的な視点」でチーム強化に動いていることを認めた。イギリス『Sky Sports』電子版がコメントを伝えている。 【動画|ブライトン vs アーセナル】プレミアリーグ 試合ハイライト 現在プレミアリーグで2位に位置するアーセナルは、前線の補強の必要性を伝えられており、ニューカッスルに所属するスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクに関心を寄せているが、ニューカッスルが1億5000万ポンド(約293億円)の移籍金を設定していることから獲得は難しいとされている。 アルテタ監督は「冬の移籍市場でどのような選手を狙っているか」質問を受けると、「チームに影響を与えることのできる選手」と返答。チームのエースであるイングランド代表WGブカヨ・サカが離脱したこともあり、「1月の補強の優先度」について問われると「可能性は常にあるが、チームをもっと良くしてくれる場合に限る」と語り、チームの強化につながる選手と判断した場合のみに獲得に動くようだ。 今シーズンのアーセナルは最前線にカイ・ハヴァーツを起用することが多く、最近はガブリエウ・ジェズスもチャンスを掴んでいる。そんななか、最前線の補強の必要性は常に訴えられており、アーセナルに足りないピースとして見られている。「なぜFWの選手に投資をしないのか」問われたアルテタ監督は、次のように語った。 「まず初めに、我々にはすでに優秀な選手が揃っている。またこれまでは、チームとして達成すべき課題も数多く残されていた。我々にはある程度の限界もあり、望むチームになるためには埋めるべき差がたくさんある。もし望んでいる選手を獲得しようとしても、彼らを余裕はなく、時には不可能なこともあった」 「市場が開いているか、閉じているかに関わらず、どのようにチームを強化できるかは常に議論している。今、何が必要なのかを計画しなければならなく、それには中長期的な視点が必要だ」
SPOTV NEWS