新居浜市で児童がオンライン食育授業【愛媛】
新居浜市で先月、小学校と農業現場をオンラインで結んでの食育授業があり、児童らは農業や食料への理解を深めました。 オンライン授業は、県東予地方局がデジタルを活用した地産地消・食育事業として実施しました。 この日は新居浜市の船木小学校と地元のシイタケ栽培工場を結んで行われ、5年生およそ60人が参加しました。 そして、関係者によるシイタケの栽培から出荷までの説明や、工場内部の様子がリアルタイムで送られ、児童らはふだんなかなか見る機会がない映像に見入っていました。 このあと児童らからは様々な質問があがり、関係者は画面越しにシイタケ栽培の苦労などについて話していました。 またこの日は、地元で農園を営む波片仁志さんによる動画を使った野菜作りの講義もあり、児童らに地産地消の大切さを伝えていました。 授業を受けた児童は「農業のことをもっと知りたいと思いました。シイタケが少し苦手だけど、シイタケを好きになろうと思いました」「心を込めながら、感謝しながら食べたいと思いました」などと話していました。県東予地方局では、今後も農業・農産物の理解促進に向け、デジタルを活用した取り組みを進めたいとしています。